「隣の教会は何を歌う?」―楽しい交わりの時

2020年1月19日(主日)午後。

尹相優派遣神学生のお話「隣の教会は何を歌う?―異なる教派の歴史と讃美歌―」の交わり会が行われ、讃美によって心が熱くされました。

 それぞれ日本キリスト教団に合同した教派などが主に使っていた/使っている讃美歌を『讃美歌21』に到るまでの変遷(『新撰讃美歌』-『讃美歌』-『第二編』)をお話くださり、他、『新聖歌』(福音派、ホーリネスなど)や在日大韓基督教会が使っている『韓日讃頌歌』の変遷と紹介もいただきました。

 特に、それぞれの讃美歌の序文より、その選曲や改定の違いについて、わかりやすく説明いただきました。  その後、実際に同じ讃美歌でも違うアレンジがされているものを、尹相優神学生のピアノで聴き、説明を受ける。

 他比較的新しいゴスペル「君は愛されるため生まれた」や「花も」というステキな讃美歌も紹介して下さり、とても福音に満たされたよき時を持つことができました。

 その後の質問も、とても活発で、讃美歌の多様さ、信仰の喜びの表出の豊かさを、これからも様々な機会に歌いたいとの意見がなされるほどでした。

喜び、深く。今来たる―クリスマスキャンドルライトサーヴィス(降誕日燭火讃美礼拝)2019

2019年12月25日(水)。

 今年も喜びの内に、クリスマスキャンドルライトサーヴィス2019・降誕日燭火讃美礼拝が、多くの方々と共に、主に献げられました。

 朗読歌劇「このきよき夜に」において、皆、心を合わせ、信仰を込めて、ご降誕の救いを物語りました。

 今年も、CSの子どもたちが「こひつじたち」を演じて、あたたかな笑みがこぼれました(インフルエンザにかかってしまったお子さんもいて、出演できずに、残念でしたが)。

 また今年も昨年に続き、京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団の方々による美しくも力強い「さやかに星はきらめき」が会堂に響き、天使の歌声を皆で喜びました。

 今年も多くの初めての方々をお迎えして、希望の輝きを仰げましたことを、深く主に感謝いたします。

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」ルカによる福音書 2章11節

主は恵み、与えたまう―クリスマス礼拝2019

 2019年12月22日の主日に、室町教会のクリスマス礼拝を感謝の内に献げることが出来ました。

 聖書はルカ福音書2章1~7節の降誕出来事。メッセージ『産着にくるまれ』のとりつぎを浅野献一牧師がし、そしてその後、お二人の姉妹が洗礼を授けられました。「イエスは主」と告白し、教会のえだとされる、天にまさに喜びの讃美の満ちる時。深く神さまの導きに感謝と讃美をいたしました。神さまは恵み、与えて下さることを深く実感。

その後、聖餐の食卓に与り、ゆるしと愛の味わい深さを受けるクリスマス礼拝でした。

 礼拝後、受洗されたお二人の紹介、歓迎の祈りを今本史代長老が献げられ、今年も吉田長老のウィットに富む司会で愛餐会が、祈りをもってはじめられました。

 中央テーブルには、持ち寄り料理が並べられ、皆共に、愛を食べあう体験。 

 その後、○尹兄ピアノによるシューベルト「野ばら」を皮切りに、○鈴木姉による美しいライアー演奏(讃美歌「きよしこの夜」、「エサイの根より」)○深谷ご夫妻によるピアノとバイオリン演奏(讃美歌「たいまつ手に手に」「オーホーリーナイト」)○オリーブの会・ミルトスの会合唱により美しい歌声を教会に響かせた(「ロンドンデリ―の歌」、「神のみ子は」)。 

 また例年のように、それぞれの兄姉の近況・一言が、それぞれの兄姉らしく述べられ、信仰を分かち合い、あたたかいひとときを過ごしました。今年も台湾からはるばる設計・デザインの江兄が来会下さり、特にトイレ改修の成果をみていただき、共に喜びを深くしました。

 持ち寄り料理は、以下の通り。

 ►愛餐会:巻き寿司、いなり寿司、昆布巻き、ミートボール、エビフライ2種、キッシュ、からあげ、ゆで豚生姜クリーム和え、にんじんと黒オリーブのマリネ、フライドポテト、鳥ロール、にんじんムース、パン、コロッケ、お蕎麦、一口春巻き、ハムサラダ、ローストビーフ柚子和え、出汁巻き、ハーブ塩チキン、叉焼、ポテトサラダ、とり肉とごぼうの甘辛煮、なます、煮豆、ナツメヤシ、おにぎり、フルーツポンチ、シュークリーム、蒸しパン、焼いも、チョコ、クッキー、タピオカケーキ(台湾)、ミカン、紅茶、お茶、コーヒー 以上。

本当に美味しかったです。豊かな食卓、感謝でした。

よろこびの「こどものクリスマス」2019

こどものクリスマスが、今年も喜びの歓声の内に行われました。主のみ手によって、多くの子どもたち・ご家族が集められ、ご降誕を喜びました。

12月8日(主日)。

 はじめにクリスマスの讃美歌を歌って、緊張をほぐして礼拝に。礼拝のメッセージでは、絵本『くりすますのおはなし』によって、一番はじめのクリスマスの出来事をみんなで聴きました。

 その後、おなじみの石田輝美姉の手話の時間。指文字を習ったり、手を叩いたり、足踏みをして心も身体も盛り上がってきます。「赤鼻のトナカイ」や「きよしこの夜」の歌の手話もみんなでしました。

 そしてケーキ作りタイムへ。個性的なケーキを心躍らせながらデコレート。その自分たちで作ったケーキをお腹いっぱい、心いっぱい頬張りました。フレアンディーズのサンドイッチも美味しかったです。

 そして鈴木直子姉のお話の部屋(ストーリーテーリング)に招かれて、お話にワクワク。ライアーの音に導かれて、ちょっと怖くて、ユーモラスなお話を聴きました。

 今回ゲームで見つけたものは四葉のクローバー。ミッキーマウスに四葉のクローバーをあげました。

 もうクリスマスも終わろうとする頃、サンタクロースのおじいさんが今年も来てくれました。楽しい質問タイムを過ごし、ノルウェーに旅立っていかれました。

 有志の方々の献身的なお働きに支えられ、今年も「こどものクリスマス」を献げることが出来ました。ただただ神さまに感謝いたします。(礼拝献金は、すべて教団教育クリスマス献金と教区台風救援募金へ献げられました。感謝してご報告いたします)

オリーブの会(女性の会)のクリスマス

12月8日(日)、主日礼拝後。

 オリーブの会例会は、クリスマス特別例会として、ターシャ・テューダー『ベッキーのクリスマス』の絵本を皆で味わい、旧き良き時代のアメリカのクリスマスの様子を垣間見ました。

 『大草原の小さな家』を彷彿とさせる、のどかなアメリカ。しかしその「懐かしさ」に日本にもかつてあったゆったりとした時間の流れていた時を重ね合わせながら、アメリカの昔ながらのクリスマスの姿を楽しみました。主にあって感謝なひととき。

 その後には、美味しいケーキやサンドイッチ、フルーツなどを皆でいただき、喜びの時を共にしました。喜びの主に感謝。

子どももおとなも、みんなでサンクスギヴィング(収穫感謝礼拝)

2019年11月24日(主日)収穫感謝日。

 一年の神さまから与えられた恵み、すべてを感謝して「こどもとおとなの共なる収穫感謝礼拝」が献げられた。

 本当に多くの子どもたちが集って喜びを共にしました。8名の子どもたちと共に「いのちのみず」の素話を聴き、子どもたちみな、一年間のお守りが豊かにあるように祝福を受けました。

 聖餐台に置かれた恵みのしるし(お米、むぎ、ジャガイモ、ニンジン、サツマイモ、チョコレート、ミカン、クッキー、玉ねぎ、柿、リンゴ『新島襄365』など)を囲み、収穫の恵みの大きさを実感しました。

献げられた食べ物は、釜ヶ崎にあるイエズス会社会司牧センター「旅路の里」に送り、炊き出しなどに使われます。 豊かな秋の恵みを感謝しました。

交わり会「室町教会の美術・絵画について」開かれる

○2019年11月17日主日、礼拝後。久しぶりに「交わり会」をもち、「室町教会の美術・絵画について」のお話をお三方(樋口進師、樋口良子姉、吉田一穂兄)からお聞きし、教会への理解もより一層深まり、歴史の一端をも垣間見れた。

 礼拝後、宮田姉特製の美味しいおうどんをいただき、その後、秋の明るさの中、講話をいただいた。

 まず吉田一穂兄による「Wakita絵画‘93から想起すること―英国における美の嗜好の変遷」と題する、研究発表も彷彿とする丁寧な論考をいただく。18世紀イギリスにおける、新しい美の概念・理念「ピクチャレスク」(絵のように美しい:不規則性・多様性に美を見い出す)の解説と脇田為治兄画「奥入瀬」についての論考を味わい深くいただきました。

 その後、樋口進牧師、樋口良子姉によって教会の中にある美術・絵画・芸術作品について、詳しくお話をいただいた。

 吹田草牧(憲一兄)「洛北の秋」、中堀愛作兄絵画2点、脇田為治兄「奥入瀬」「室町教会旧会堂」、元井登古世姉「あめんどうの花(礼拝堂ステンドグラス)」「賜物」、上羽千恵子姉寄贈「諏訪蘇山作花瓶」、金斗鉉「旧会堂」(「新会堂」)、三浦啓子「聖なる光(階段室ステンドグラス)」、「踏み絵」(西川孟宏兄写真集『殉教』にも写真)、渡辺貞夫「最後の晩餐」他、寄贈の品々(レンブラント「病人をいやしすイエス」⦅百グルデン版画:吹田兄が海外の「のみ市」で購入、寄贈⦆、小野竹喬「新秋」レプリカ、、ラファエロ「草原の聖母」、レオナルド・ダ・ビンチ「最後の晩餐」、小林はな子姉寄贈の木製「最後の晩餐」、銀製のレリーフ「最後の晩餐」)

 特に西宮在住のクリスチャンステンドグラス作家三浦啓子氏について、丁寧にお話をしていただいた。 感謝な秋の日曜日の午後でした。

熱く、楽しく、夏の夕べ―夏のこども会

 2019年7月28日、主日午後から。

 少しだけ台風発生、通過でヒヤリとしましたが、ふたを開けてみれば、真夏の太陽が照りつける「夏のこども会」日和。事故もなく、ケガもなく、本当に楽しい「こども会=神の国」を味わうことが出来まして、深く深く神さまに感謝するばかりです。

 今年も盛況で、定員ほぼいっぱいの24名の子どもたちの参加。赤ちゃん、幼児もおおく、ご両親で参加されるご家族もたくさんで、賑やかな歓声で満ちました。

礼拝では、旧約のダニエルさんの祈りと信仰の確かさの素話「ライオンのあなのダニエル」をききました。  またお楽しみ、手話の時間には石田輝美姉により、平和のお話し「かわいそうなぞう」を聴き、その後、歌合せの手話で心と身体と気持ちを十分に動かしました。  そしてピザパーティー。

 ピザを頬張り、ジュースを飲んで、自己紹介タイムへ。みんな一つになってきます。  その後、ゲーム「ミニーにアイスクリームをあげよう」へ。今年は、見つけるアイスクリームの数が多い!会堂・牧師室・親子室で、全部ひっくり返して、探し、あつめ、頑張ったご褒美として、おやつを皆、一つづつもらいました。 お待ちかね「特大スイカわり」。今年は、見事に真っ二つに割れました。スーパーボールすくいも、大好評。割れたスイカは、オリーブの姉妹方が切って下さり、みなでかぶりつきました。 そして外が暗くなって、花火。ガレージで、歓声を挙げるこどもたち。 普段はなかなか出来ない体験に、心も気持ちも膨らんだ夏の日。最後には、吉田一穂先生のウクレレで「今日の日はさようなら」。  神さまの庭に遊びて、喜びを共にできましたこと、本当に感謝でした。  お手伝い下さった兄姉・またお祈りによって支えて下さった兄姉。本当にありがとうございました。支えなくては、出来えない「こども会」。 

 本当に、ありがとうございました。

125周年特別メッセージ礼拝 第二回 廣瀬規代志牧師 来会

2019年7月21日・主日。

室町教会八代目牧師で、8年間(2005~2013)室町教会を牧して下さった廣瀬規代志牧師・廣瀬志保姉ご夫妻をお迎えして、一二五周年の特別な礼拝を持つことがゆるされ、深く神さまに感謝いたしました。

説教『ナインの町で』では、廣瀬規代志牧師のお兄さまが召天なさった時の体験・その実存的経験より、”主はわたしたちのありのままを受け取ってくださり、共にいてくださる”というあたたかな励ましのメッセージをとりついで、聴く一人ひとりの信仰に沁みわたらせてくださいました。

また礼拝後、1階集会室では「廣瀬喜代志牧師・廣瀬志保姉をお迎えしての記念昼食会」をあたたかな雰囲気の中、交わりを楽しむことができました。また教会の兄弟がいろいろと調整して下さり特別に「豆籐」さんのボリュームたっぷりのお弁当が届けられ、お腹いっぱいに、胃の腑の底から喜びを堪能。また女性の教会の方がお手製のチーズケーキを作ってきていただき、温かな親交を得ることが出来ました。廣瀬規代志牧師・廣瀬志保姉との思い出を一人ひとりが噛みしめながら、通い合う信仰を実感するひと時、結びの主にあって豊かに味わいました。時々に働き、相応しい助け手、助け主を送ってくださる主に感謝に深く感謝して。 喜び・愛、共に。

125周年特別メッセージ礼拝第一回 藤浪敦子牧師 来会

2019年 6月30日(主日)。

 一二五周年企画として『125周年記念特別メッセージ礼拝』(牧師メッセージリレー)の第一回目として、学生時代に室町教会で過ごされた藤浪敦子牧師(京都丸太町教会副牧師)をお迎えした。

 説教『神の輝きに照らされて』(ヨハネ2:1-11)をとりついでいただき、午後にはお連れ合いの新野さん、そしてお三人のお子さんたちと共に、「克」さん特製の弁当で交わりを深めることが出来ました。  

 その記念昼食会の時には、藤浪先生がサンフランシスコのパイン合同メソジスト教会におられた時のお話-その日系教会の歴史と雰囲気(日本食・和菓子などが交わりの時に出てくる)や質問に答える形で、新野さんもアメリカでの日系社会の状況なども教えてくださいました。

 また藤浪先生が、在米中に学び、研修を受けられた「牧師交替の時に働く牧師」ー不安を和らげ、教会の課題を出来るだけ解決し、そして次の牧師に受け渡していく働きについても、聴くことが出来ました。

 祝祷(Go Peace!)の質問にも、真摯にお答え下さり、信仰も熱くされました。  お忙しいさ中での、ご来会に深く感謝し、ご家庭に、尊いお働きに、神さまが共におられますように、お祈りをいたしました。  感謝して。