交わり会「室町教会の美術・絵画について」開かれる

○2019年11月17日主日、礼拝後。久しぶりに「交わり会」をもち、「室町教会の美術・絵画について」のお話をお三方(樋口進師、樋口良子姉、吉田一穂兄)からお聞きし、教会への理解もより一層深まり、歴史の一端をも垣間見れた。

 礼拝後、宮田姉特製の美味しいおうどんをいただき、その後、秋の明るさの中、講話をいただいた。

 まず吉田一穂兄による「Wakita絵画‘93から想起すること―英国における美の嗜好の変遷」と題する、研究発表も彷彿とする丁寧な論考をいただく。18世紀イギリスにおける、新しい美の概念・理念「ピクチャレスク」(絵のように美しい:不規則性・多様性に美を見い出す)の解説と脇田為治兄画「奥入瀬」についての論考を味わい深くいただきました。

 その後、樋口進牧師、樋口良子姉によって教会の中にある美術・絵画・芸術作品について、詳しくお話をいただいた。

 吹田草牧(憲一兄)「洛北の秋」、中堀愛作兄絵画2点、脇田為治兄「奥入瀬」「室町教会旧会堂」、元井登古世姉「あめんどうの花(礼拝堂ステンドグラス)」「賜物」、上羽千恵子姉寄贈「諏訪蘇山作花瓶」、金斗鉉「旧会堂」(「新会堂」)、三浦啓子「聖なる光(階段室ステンドグラス)」、「踏み絵」(西川孟宏兄写真集『殉教』にも写真)、渡辺貞夫「最後の晩餐」他、寄贈の品々(レンブラント「病人をいやしすイエス」⦅百グルデン版画:吹田兄が海外の「のみ市」で購入、寄贈⦆、小野竹喬「新秋」レプリカ、、ラファエロ「草原の聖母」、レオナルド・ダ・ビンチ「最後の晩餐」、小林はな子姉寄贈の木製「最後の晩餐」、銀製のレリーフ「最後の晩餐」)

 特に西宮在住のクリスチャンステンドグラス作家三浦啓子氏について、丁寧にお話をしていただいた。 感謝な秋の日曜日の午後でした。