『法と契約の視点から聖書を読む』深谷格長老-交わり会(YouTubeにもアップ)

7月17日(主日)礼拝後に久しぶりの交わり会が開催された。

 今回は、深谷格長老(同志社大学法科大学院教授)によって、聖書の深い理解には欠かすことのできないお話-『法と契約の視点から聖書を読む』をお聴きし、学び、信仰を耕した。
 法の専門家として、そしてキリスト者としての深い講解と解説。特に「”神と人との契約”としての律法」の説明から始まり、様々な聖書の個所を講解してくださいながら、現代民法などと合わせてお話しくださった。
 現代的解釈との比較だけでも意義深いのに、各種契約(委任、雇用、贈与、売買など)の聖書的展開。ほか「負債(債務)としての罪」、「キリストの贖い―免責的債務引受」「神の子である私たち―養子縁組と相続」「信義誠実の原則―真実と信頼の神」など、題を見るだけで心躍り、学ぶにふさわしい本当に良き内容でした。
日本において、今まで例のない意欲的な試みを聴き、恵みを深く感謝いたします。
このお話をぜひYouTube(ユーチューブ:パソコン、スマホで簡単に)にて、繰り返しお聴きいただいて、血肉としてくだされば、より深まりの中でみ言葉を聴くことが出来るかと思います。
『法と契約の視点から聖書を読む』へ(動画を観る)

深く感謝。

「問い」。そして対話へ―オリーブの会例会

7月10日(主日)。
 礼拝後にオリーブの会にて「ヨブ記の学び」3回目が行われた。
 並木浩一先生の著作『ヨブ記の全体像:並木浩一著作集1』に辿りながら、ヨブ記の“読み”をより一層深めていった。
 「問いを継続させることがヨブ記のねらい」であるとか「語らないことによって語る」事柄こそが大切であるとか「すれ違いこそが交流を支える」とか、兎角、ちょっと聞けば難しいことの羅列のようにも感じられた。
 しかし、味わえば、何とも含蓄深いヨブ記への視点に、驚きと共に、閃きも与えられるひとときを過ごすことが出来た。
 いつしか時間の立つのも忘れて(90分経過!)、ヨブに、神のみこころに、沈黙の7日間に、思いを馳せ、考えや気持ち・心を交換・交歓した。
 祈りも熱く合わせ、新しい方も来られて、まことに感謝な主日の午後。
 喜び共に。