室町教会創立一二五周年記念礼拝・記念愛餐会 報告

2019年5月12日、主日。

光輝く中を「室町教会創立一二五周年記念礼拝・記念愛餐会」が行われた。歴史を顧み、室町教会で歩まれたお一人おひとりの信仰にも思いを寄せるひとときを持つことがゆるされ、深く感謝いたしました。

 前日より、長老を中心に1F受付、愛餐会場(集会室)等の準備(テーブルクロスをしつらえて、お茶を並べ、お花などできれいに飾る)をし、当日も早くから集まって、準備、掃除。前々から備えていた日曜日は始まりました。

 礼拝には、遠くから近くからたくさんの方々が出席してくださり、記念品(旧会堂絵入A5クリアファイル・革製しおり・新会堂絵はがき)・「聖書・讃美歌集&いわいの花束(返信ことば集)」・週報を手渡し。樋口進牧師のとりつがれた説教『歴史を導く主』(イザ48:12-16)を聴き味わい、喜びの礼拝を献げることが出来ました。  記念撮影後、記念愛餐会へ。

 室町教会の古き時代のお話を、お二人の兄姉に思い出と共に語っていただきました。柏井忠夫牧師の言葉(「近くの教会に行くものだ」)などをお聞きしました。

 愛餐会にも、多くの方々がお残りくださり、二和佐の仕出し弁当を共にいただき、歓談の時を得ました。

 また、遠くから駆けつけて下さった兄姉、それぞれの室町教会との関わりについてお話しを頂くひととき。日高善一牧師のお人柄やかつての教会の厳しい信仰の訓練、戦時下の雰囲気。また樋口牧師夫妻の時のあたたかい交わりのお話。ご家族の歴史と「家」としての教会のおはなし。室町教会に連なる家族5代のお話など、生き生きとした「あかし」の時でもありました。  最後に樋口進牧師、樋口良子姉に八瀬の墓地に教会のお墓を求めた出来事(池田菊枝姉:熱心な信仰)、新会堂建築の端緒(神の時々のサイン)、『百年史』のご苦労、また教会に支えられて感謝のことなど、それぞれ話してくださいました。

室町教会の歩みの背後で常に働き、導いて下さる神さまに深く感謝した、一二五周年の主日でした。

室町教会クリスマス礼拝2023

2023年12月24日イヴの主日。

室町教会クリスマス礼拝を、主の恵みの内にお献げいたしました。

 ルカ福音書よりメッセージ『飼い葉桶に』(2:1-7)を聴き、暗闇の世界になお与えられるともしび・光を仰ぎました。また礼拝では、聖餐の恵みの食卓を共にしました。お久しぶりの兄弟姉妹やはじめての方など、多くの方々と礼拝を献げることが出来ましたこと、ただ主の恵みと、深く感謝いたします。

 写真撮影後、集会室でささやかではありましたが「クリスマスミニ愛餐の時」を今年も持ちました。

 祈りではじまり、サンドイッチやプリン、お茶などをいただきながら、音楽を味わい、クリスマスを喜びました(ライアー演奏、アカペラ、ピアノとヴァイオリン演奏)。奉仕者の感謝の時が持たれ、最後にウクレレ「きよしこの夜」、そして終わりの祈りによって、平和を祈り、愛餐会を終えました。 

子どももおとなも、みんなでサンクスギヴィング(収穫感謝礼拝)

2019年11月24日(主日)収穫感謝日。

 一年の神さまから与えられた恵み、すべてを感謝して「こどもとおとなの共なる収穫感謝礼拝」が献げられた。

 本当に多くの子どもたちが集って喜びを共にしました。8名の子どもたちと共に「いのちのみず」の素話を聴き、子どもたちみな、一年間のお守りが豊かにあるように祝福を受けました。

 聖餐台に置かれた恵みのしるし(お米、むぎ、ジャガイモ、ニンジン、サツマイモ、チョコレート、ミカン、クッキー、玉ねぎ、柿、リンゴ『新島襄365』など)を囲み、収穫の恵みの大きさを実感しました。

献げられた食べ物は、釜ヶ崎にあるイエズス会社会司牧センター「旅路の里」に送り、炊き出しなどに使われます。 豊かな秋の恵みを感謝しました。

契約について オリーブの会例会

3月15日(主日)。オリーブの会例会が行われ、出エジプト24章の『契約』の関連で、樋口進牧師『旧約聖書は何を語るか』によって学びを深めた。その後の分かち合いの時、旧約の時代へ思いを馳せ、犠牲、儀式、神の像、和解、石板など、広範囲に考えることが出来た。
主にあって感謝。

喜びの門には祝福来たる―室町寄席(2017)

6月18日(主日)。
 第四回を迎えた『室町寄席』が室町教会集会室で行われ、多くの方が集い、喜びを共にしました。
 将軍亭猶朝さんの「阿弥陀池」より始まり、大亭都若さん「夢の酒」、大トリの柱祭蝶さんの「骨釣り」まで、まきぞうさんの三味線で、今年も楽しみました。
 言葉遊び、気持ちの機微、目に見えるような絶妙な表現と語り。三者三様に、得意の「芸」術を、展開してくださいました。息苦しさを感じるような時にこそ、腹の底から笑い楽しむことの大切さを、深く感じた日曜日の午後でした。

なお、動画をYouTubeにアップしています。
第四回『室町寄席』は、こちらから。
よろしければご視聴ください。

喜びの声の内にーこどものクリスマス2017

2017年12月10日(日)夕4時から室町教会「こどものクリスマス2017」はじまりました。
 今年も神さまのみ手によって、本当に多くの子どもたち・ご家族を教会に迎え入れることが出来ました(子ども25名、計53名)。メッセージは、絵本『どうぶつたちのクリスマス』をプロジェクターの大きな画面での浅野牧師の読み聞かせ。そのお話は、すべてのいのちが招かれたクリスマスの意味と、星の導きを聴きました。
 その後、石田姉の手話の楽しい時間に気持ちもほぐされて、その後、ケーキ作りタイムへ。個性的なケーキを心躍らせながらデコレートし、頬張りました(もちろんサンドイッチも)。
 そして鈴木姉のお話の部屋(ストーリーテーリング)に招かれて、静かに耳を傾けて、お話にワクワク。今回ゲームで探したものは「星」でした。その星をクリスマスツリー貼り付け、クリスマスを祝います(吉田教師)。
 今年もサンタ語を話すサンタクロースさんが来てくれ、楽しい質問タイム。サンタさんは、そのカナダに旅立っていかれました。
 有志の方々の献身的なお働きに支えられ、クリスマス満たされ、ただただ感謝でした。(礼拝献金19,644円は、すべて日本キリスト教団教育委員会クリスマス献金へお献げいたしました。感謝して、ご報告いたします)

喜び。ツリーに星光る―こどものクリスマス

今年も、喜びのうちに、こどものクリスマスを献げました。
神さまのみ手が不思議に働いてくださり、信じられないほど多くの子どもたちが教会に集められました。新しい子どもたちやご家族も。
メッセージ「クリスマスの鐘」を聴いて、恒例の楽しい手話の時間を共に。
個性豊かでとてもスペシャルデリシャスなケーキを作り、頬張りました。
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巧みな姉妹のストーリーテーリングに引き込まれて、気づけばお話の部屋へ。心温まるお話で心が膨らみました。
ゲーム「おほしさがし」で「希望」を見いだす喜びを味わう。見つけた星はクリスマスツリーに飾りつけ。永遠の象徴のツリーに、お星が幻想的に光ります。
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ウクレレで、「きよしこのよる」で終わるかと思えたとき、今年はフランス語を話すサンタクロースが来てくれました。こころ踊る嬉しさに、神さまの喜びを感じました。
感謝です。
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喜び、深く。今来たる―クリスマスキャンドルライトサーヴィス(降誕日燭火讃美礼拝)2019

2019年12月25日(水)。

 今年も喜びの内に、クリスマスキャンドルライトサーヴィス2019・降誕日燭火讃美礼拝が、多くの方々と共に、主に献げられました。

 朗読歌劇「このきよき夜に」において、皆、心を合わせ、信仰を込めて、ご降誕の救いを物語りました。

 今年も、CSの子どもたちが「こひつじたち」を演じて、あたたかな笑みがこぼれました(インフルエンザにかかってしまったお子さんもいて、出演できずに、残念でしたが)。

 また今年も昨年に続き、京都クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団の方々による美しくも力強い「さやかに星はきらめき」が会堂に響き、天使の歌声を皆で喜びました。

 今年も多くの初めての方々をお迎えして、希望の輝きを仰げましたことを、深く主に感謝いたします。

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」ルカによる福音書 2章11節

唐紙「小柄雲鶴」を奉献いただきました―雲母唐長さま感謝

 2019年12月、室町教会礼拝堂前ホール天井に、雲母(きら)の地の上にシャンパンゴールドの「小柄雲鶴」が写し取られた唐紙が奉納、表具されました。

 雲母唐長(きらからちょう)、表具師トトアキヒコ氏による唐紙が、表具師藤田様の手によって、教会に表具されました。125周年記念を覚えて、前ホール天井に奉献して下さった「小柄雲鶴」。

「小柄雲鶴」―ノアの箱舟の物語で、オリーブを咥えて帰ってきた鳩(創世記8章11節)とのつながりを感じる”松喰み鶴(まつばみづる)”と飛雲の吉祥文様(平和・希望)です。礼拝堂より解き放たれた鳩が世に飛び出し、希望のオリーブの枝を咥えて帰ってくる。またこの京唐紙は、京都にある教会として、この京の地の歴史と伝統が写し取られたものとして、とても相応しいシンボリックなものであることを思います。

 教会の125周年企画事業としてのトイレ改修工事(デザイン・設計:江逸明兄、建築施工:金下建設)も終えて、そのトイレにも外の光に透ける「小柄雲鶴」と、ブルー地に「変り観世水(かんぜすい)」、祈りの象徴でもある「九曜紋(くようもん)」がちらされている唐紙がアートピースとして使われています。

まことに感謝に堪えません。教会の建物も主の希望と平和を歴史の内に現すものとして、ますます用いられますように、これからも祈ってまいりたいと願います。