室町教会史/牧師紹介

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 室町教会は、1889(明治22)年に米国北長老教会の宣教師ポーター夫妻によって種が蒔かれたことによって伝道が開始されました。その後、1894(明治27)年5月13日に日本基督京都教会と名づけられて、旧日本基督教会としては京都での最初の教会として設立。1903(明治36)年2月11日、旧会堂が建築・献堂されると同時に、その教会名が日本基督室町教会となされました。
 1941(昭和16)年、日本のプロテスタント教会は、宗教団体法施行に伴い合同して日本基督教団を設立し、日本基督教会、しいてはそこに属する室町教会も教団に所属したので、日本基督教団室町教会と名を改めました。
 第二次世界大戦中、戦後の復興期を経て、1993(平成5)年、現会堂が献堂されました。

 創立より、以下のそれぞれの牧師が牧会にあたり、教会員の一人ひとりと共に、教会を形作ってきました。
〔・吉岡弘毅牧師(1891~1897)・石橋重則伝道者(1897~1903)・大谷虞伝道者(1903~1904)〕
○佐々木国之助牧師(1904~1911)
○日高善一牧師(1912~1933)
○麻生隆義牧師(1934~1941)
○山谷省吾牧師(1942~1946)
○石黒寅亀牧師(1947~1951)
○柏井忠夫牧師(1951~1983)
○樋口進牧師(1983~2005)
○廣瀬規代志牧師(2005~2013)
○浅野献一牧師(2013~)


今なお、主イエスにある「新しい世界」を求めて歩んでいます。



「旧会堂」(金斗鉉 作)

 

室町教会の雰囲気について

・静かに、礼拝において神さまからのメッセージ(説教・みことば)を聴き、共に味わうという基本的な姿勢が、ここにはあります。
・横(会員同士)の交わりは、多くはありません。神さまと向き合い、静かに信仰生活を歩みたい人に向いていると思います。ゆるやかなつながり、それぞれの会(オリーブの会:女性の会、ミルトスの会:若い世代の会)はありますので、ご自由にご出席ください。
・昔からの気風で、ごり押しするような感じのものはなく、自由な風がわたっている感じです。
・伝統を遡れば長老教会です。伝統を大切にしつつも、そのことに縛られない懐の深さ、広がりを大切にしています。

ご参考にしていただければ、幸いです。


「聖なる光」(三浦啓子 作)




ヒマラヤスギ(室町教会シンボルツリー)
【上京区 区民の誇りの木


教会看板
【京都市 歴史的意匠屋外広告物指定(京都景観賞)】


牧師の紹介

牧師 浅野 献一

1968年2月 北海道・旭川生
1970年3月  日本キリスト教団 旭川六条教会(北海教区)・川谷威郎牧師より幼児洗礼
1990年12月 旭川六条教会・芳賀康祐牧師より堅信礼
1992年6月 日本キリスト教団 札幌北光教会へ転会
(岸本和世牧師・小原克博牧師:北海教区)
1994年4月 同志社大学神学研究科(組織神学専攻)社会人入学
1994年5月 日本キリスト教団 室町教会(樋口進牧師:京都教区)へ転会
1996年3月 同志社大学 修了(その後2年間、研修生として大学在籍)
1998年4月 日本キリスト教団 鹿島教会伝道師・鹿島幼稚園チャプレン
(担任教師:主任担任教師 青木敬和牧師:関東教区)
2001年4月 日本キリスト教団 大阪大道教会牧師(主任担任教師:大阪教区
〔2003年4月~2011年9月 YMCA学院高等学校宗教科講師〕
2013年6月 日本キリスト教団 室町教会牧師(主任担任教師:京都教区)
現在に至る


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